季節はお正月
実家には帰らなかった私達家族は,電話で父にご挨拶。

あけましておめでとう

・・・おぉ・・・おめでとう。ちょっと風邪ひいてな・・・

大丈夫?寒いから気をつけてや。
いつも連休になると決まったように体調を崩す父。
その時はいつものことかと特に気にしていませんでした。
正月も明けた平成27年1月8日午前11時,1本の着信が。
仕事中だった私は電話に出れなかったのですが,履歴は父から。
1時間ほどして掛けなおしたところ

おぉ。ちょっと家の近くの交差点でこけてのぉ・・・,家まで帰ってきたけど・・・ちょっとおかしい・・・

だ,大丈夫なん?

ちょっと立てんのやがな・・・少し休めば・・・大丈夫と思う・・・

ちょ,ちょ,ちょっと救急車呼ぼうか?
(ちょっと,今までと違うぞ?)

いや,そんな大げさな。ちょっと休めばな・・・・・・・・・

もしもし?もしもし?
いや,ちょっとダメやろ。すぐ救急車呼ぶから

おぉ・・・そうか・・・分かった・・・
すぐに電話を切り,119番に掛けようとするんですけど
父って県外にいるんです。県外の救急車ってどうやってかけるの?
まあ,ええわ。とりあえず119番や!

火事ですか?救急ですか?

えっ?火事?えっと,え~救急です!
(そっか,火事も119番やったな。)

どうされました?

えっ?あの父が倒れて,ちょっとおかしいんです。ちょっと,その前に,県外に住んでるんですけど,この電話で良いんですか?

どちらですか?

○○県の○○市です。

分かりました。では,今から言う番号におかけください。
119番に掛けると,発信地(携帯電話含む)の管轄の消防本部に繋がるんです。
県外の救急車を呼ぶときは,管轄の消防本部に電話する必要があるのですが
こういったケースが多いのか,慣れた感じでスムーズに電話番号を教えてくれました。
最近では,核家族化が進んだ結果,一人で生活しているご老人が多いですよね。
もし,離れたところで生活しているご家族や大切な方がいらっしゃるのであれば
一度,管轄の消防本部の電話番号を調べておくと良いと思いますよ。
※NTT東日本 番号案内(104番)
※NTT西日本 番号案内(104番)