男待った

絶対に介護を理由に仕事を辞めたらダメだよ!
目の前は真っ暗かもしれないけど,夜明け前が一番暗いぞ!

 「親(あるいは妻など)の介護が必要になった。このままでは充分な時間もないし、もう会社を辞めるしかない……」。このような形で「追い詰められる」という話は、誰でも起きる可能性があり、とてもひとごとではありません。しかし介護離職は経済的にも大きなダメージです。場合によっては、2000万円、3000万円もの収入を失うことにもなりかねません。今回は、どのような影響があるか、またそれを避けるための「育児・介護休業法」について、お話します。

 優先順位は未来のある人間,親より子供。

 離れて暮らす義父が認知症になった時,夫は絶対に同居の道を選択することはありませんでした。夫は勤め人で働き盛りの30代。お金も時間も余裕がない今,認知症の義父を介護しながら働くことは無理。夫は,親に介護が必要になる前から決めていたらしいです。

 確かに,私も親の介護が必要になった時,同居して介護をする自信は全くありません。世の中にもそう言った人が多く,現実に介護しながらの生活は厳しく,色んな所に支障を来すから,介護施設や色んな介護サービスが出来ていったと思います。親をないがしろにするわけではありませんが,優先順位は親より子供。我家の方針は変わりません。

 それに餅は餅屋。介護はプロに任せる。利用できる介護サービスをフルに活用して,介護される方もする方もみんなが幸せになる道を選択する。これが一番では無いでしょうか。

 介護を通じて自分や子供も学ぶことがたくさんあると思いますが,残念ながら,我家には同居して介護する余裕はまだありませんね。

 介護で肉体的にも精神的にも参ってしまっているみなさん!近くの地域包括支援センターに駆け込みましょう!我家もそうですが,外に助けを求めればなんとかなります。まずは心にゆとりを持つことから始めましょう。