本当にどこの家でも同じなんだ。
みんな，早めに一度リサイクル業者に来てもらうことをお勧めするよ
家の中と倉庫3つ分をゴミ処理業者に見積もり依頼したところ、なんと金額は「46万円」。普通の家庭の倍くらいだったそうだ。
すでに庭木の処理で12万円の支出があったことから、自力で少しでもゴミを出すことに決めたという。だがそこからが大変だった。後日、舅と姑を連れて片付けに行くと「懐かしいわぁ～」「これまだ使えるかも～」「これは持って帰りたい～」と言いだし、作業が全く進まないのだ。倉庫からはヤカン4つ、扇風機、ホットプレート、パン焼き器、ストーブ、ちゃぶ台、釣り竿、油絵の道具、息子（大村さんの夫）が小学生の時に使っていた水筒。そして温泉旅館にあるような薄手のタオルだけで、大きなゴミ袋2つ。家の中には電化製品一式、布団が少なくとも5～6組、着られなくなった洋服、おびただしい数の食器…どう見ても使えない、古いものばかり50年分の不要物が大村さんの前に立ちはだかったのだ。
「勿体ない、勿体ない」と念仏を唱えるようにして古いヤカン一つ捨てられない姑を尻目に、大村さんは「心を鬼にして、ど～～んと捨てましたわ」と明かす。時には娘さんにも手伝ってもらい、膨大な燃えないゴミ10袋分を運ぶ日もあった。こうして十数回通って自力で片付け処分した結果、当初の見積もり額46万円が17万円になり、業者に頼んで処理して貰うゴミの量を大幅に減らすことに成功したのだ。
どこの家でも同じことが起きるんですね。我家でも同じことを経験いたしましたのでご紹介いたします。
義父の家は小さい戸建てに住んでいたのですが，義父が倒れた時，既に家の中も片づけが出来ない状態でして，家の中はいらない物ばかり，外は手入れされていない庭木だらけの状態になっておりました。
この家の中を処分していく作業ですが，とても時間と労力がいります。しかも何も生み出さないという達成感のなさ。
※ちなみに業者に電話で処分料を聞いてみると最低３０万円～。ゴミが分別されていない場合高くなるとのこと。
まず，一番厄介なものがゴミの分別。昭和の皆さん，昔の書類を後生大事に金属の留め具の付いた分厚いファイルに綴じていませんか？さあ，分別作業の無間地獄の始まりですよ。綴じている書類はリサイクル，ファイルの外側は燃えるゴミ，金属の留め具は燃えないゴミ，どうです？既にモチベーションが下がりまくりでしょ。さらに，昔のファイルって今と違って金属の留め具が外れない・・・パワーで破壊していくしかないんです。これが，義父の家には仕事関係の書類が数百冊．．．旦那この時点で腕と肩と腰をやりました。
戸棚には使い道のないキーホルダーや記念品，タンスには着た形跡もない新品の服，食器棚には引出物でいただいた時代遅れの新品の大皿，押し入れには壊れて動かない家電と何人寝れるんだと思うほどの布団，家の中には何ゴミに分別して良いか分からないゴミがこれでもかと言うほどたくさんございます。分別だけで何日もかかりますし，埃をめちゃくちゃ吸ってしまうので喉がやられてしまいます。
家の中だけではございません。綺麗に手入れなさっている庭を見ると最近は綺麗だな～と思えなくなっている自分がいます。義父の家には家庭菜園用の鉢植えがいっぱい。夫曰く「びくともしない」。鉢植えって重すぎて人の手では持ち上げれないんですね。苗を植える時は，楽しい気持ちでいっぱいで，空の大きめのプランターに土を少しずつ入れていって苗を植えると思いますが，この時，後の数十キロのゴミを作ったことになります。しかもゴミの分別もあるんです。軽くて使いやすいプラスチック系のプランター，これ燃えるゴミ？燃えないゴミ？リサイクル？一度役所に確認した方が良いと思います。土は何ゴミだと思います？埋め立てなんです。まず，美味しそうな果実がなっている樹をプランターから引き抜き小さく切って束ね，土を少しずつ土嚢袋に入れて，樹は燃えるゴミの処分場，プランターは燃えないゴミの処分場，土は埋め立てゴミ処分場。この時捨てた埋め立てゴミ６回の往復で１．５トン。旦那の腰，完全に破壊されております。
高齢者はだんだんと身の回りのことが出来なくなってきます。でも昭和の人間はどうしても物が捨てられない。そしてゴミ屋敷のようになってしまい生活がより困難になってきます。
家族の方はこんなことしてみてはいかが？
〇リサイクルショップに来てもらい売れるものは売りましょう
高齢者はもったいないから捨てられないのであって売れるのなら結構処分してくれます。
〇いらない物はもらって帰ってから処分しましょう
捨てるのではなく，もらって帰るのであれば気持ちよくくれます。その後あげたことを忘れます。
〇整理整頓して家具を減らしましょう
物を減らすと家具も減らすことが出来ます。
すると，こんな良いことが
高齢者も生活しやすくなります。ごみの処分は良いことしかありませんよ。
