帰ってと言われたらしょうがない。
とりあえず,お金を払って帰るのですが,健康保険証を持ってないので10割負担で3万円。
※健康保険証はしまいこまずに救急隊員が見つけやすいところに置いておくのが一番ですね。やっぱり財布の中が良いのかな。
父はふらふらしながら,ちょっと,いつもと様子がおかしい。。。
タクシーで帰ろうと病院の前で待っていると,ふらふらしながらどこかへ行ってしまう。

ど,どこ行くの?

ん?どこって歩いて帰るんや

そ,そう。なら,行こうか。
ふらつく足どりの父の後を一緒に歩いていると,
何かが目に入ったもよう

ど,どうした?

電車で帰るんや。

そ,そう。ならそこが駅だね。行こうか。
※ちょっと,なんか怒ってる?
そして,また,歩いてどこかへ・・・

ど,どこ行くの!

歩いて帰るんや

※これ,どう考えてもちょっとおかしいな。倒れて頭打ってるからか?
この後,普段なら歩いて20分くらいの距離なんですが,
あっちへふらふら,こっちへふらふら
1時間ほどかけて家まで歩いて帰りつくのでした。
家に帰ったら,父がお腹がすいたと言うので,おかゆを作るとぺろっと完食。
すると,なんか急に元気に!
食べたことにより,栄養が身体の中にいきわたり
身体が温まり,指先まで血が巡ったかのように
意識がはっきりしだしたのです!
先ほどとは別人。つまりながらも会話も普通にできるように。
食べることって本当に重要なんですね。
でも,それも長くは続かず・・・

※不思議だが,父は大丈夫なのか?
いやぁ,やっぱり,どうみてもおかしいわ・・・
不安な気持ちでいっぱいでしたが,その日は,疲れ切って眠りにつきましたとさ。
さあ,次の日からが大変,大変