朝起きると,昨日の夜とはうってかわって,全く会話が成り立たない状態。
それより,朝起きて明るいところであらためて見ると,なんか部屋が狭い。

ゴミが散乱しているような汚い部屋とは違う。
生ごみとかは無いのでゴミの日にはゴミはきちんと捨てれている。
ある程度整理はされているが要らないものが多すぎる。
かろじて,ゴミ屋敷まではいかないが近い。
元々,几帳面な性格で全てのファイルにテプラ貼るぐらいの人。
歳をとって,片づけるのがしんどくなって
捨てることも出来なくなって,どうしようも無くなり,
テレビで見る荒れた独居老人の部屋になる一歩前。
外を見てみると,庭にある鉢植えも荒れてきています。
昔の人って,もったいないからって物を大事に持ってますよね。
それが,維持できなくなりこうなるんですが,
体や脳が少し衰えてきたというよりも,気持ちが衰えてきたという感じです。
やる事が無くなり何に対しても生きる気力が無くなってきている証拠です。
そう言えば,少し前から

明日やればええ。時間はある。やっと暇な時間が出来て幸せや。
なんて言ってましたね。
生きるために仕事を頑張ってきた昭和男性は定年を迎え
仕事をしなくて良い状態になるというよりも,なってしまうと
目的も失う人が多いのではないでしょうか。
働かなくても年金でほそぼそ生活出来るのは幸せかもしれません。
しかし,目的も失うと,ただただ生きているという感じになるのかもしれませんね。
認知症に限らず,親の衰えとして
家が荒れてくるよりも,先に言動に気力が無くなってくることもありますので
親の言動に注意しておくと良いと思います。