我家に帰ってきて,さっそく今後の対応を考えます。

これからどうする?

同居はしないので施設を探す。無理はしないから。
ということで,さっそく施設探しスタート!

よく分からず決めてきたけど,そもそも,今入っているショートステイって何?
インターネットで検索すると,
ショートステイとは短期入所生活介護と言って,介護者に一時的に用がある場合などに一時的にお泊りするもの。

なるほど,基本的に長期で生活する場所では無いんだな。
ケアマネが言ってたように長期で利用する場合は,連続での使用等に色々な制限があるみたいだな。
ということで,認知症の方が長期で入居できる施設を調べてみると,色々ありました。
1.有料老人ホーム
【料金】分譲タイプ。要入居金。数十万円~/月
【対象者】元気な人から,看取りまで
【入居】人気がある施設は空き待ち
【部屋】基本個室
【介護士】介護士常駐
【認知症】施設によって対応不可
【医療】常駐施設もある。
2.サービス付高齢者向け住宅(略して「さこじゅう(サ高住)」)
【料金】賃貸契約。約20万円/月~
【対象者】基本的に元気な人向け。重い介護対応不可の施設が多い
【入居】比較的新しいので空いている施設が多い。
【部屋】基本個室
【介護士】介護士は常駐しておらず,安否確認が主なサービス
【認知症】対応不可の施設が多い。
【医療】常駐無。
3.グループホーム
【料金】約15~30万円/月
【対象者】65歳以上,要支援2以上(基本,認知症の方),看取りまで
【部屋】個室(リビング周りに各部屋があり,昼間はリビングで皆さん過ごされる)
【入居】比較的入りやすい。
【介護士】介護士は常駐
【認知症】対応
【医療】常駐無。
4.特別養護老人ホーム(略して「とくよう(特養)」)
【料金】約5~10万円/月で安い
【対象者】要介護3以上。看取りまで
【入居】数百人の空き待ち
【部屋】大部屋中心。個室あり
【介護士】介護士は常駐
【認知症】対応可能。
【医療】病院併設が多い。
5.介護老人保健施設(略して「ろうけん(老健)」)
【料金】約5~10万円/月で安い
【対象者】65歳以上,要介護1以上,看取りまで
【入居】一昔前は空き待ち状態だったが,最近は施設の選択肢が増えたため,入居しやすい
【部屋】大部屋中心。個室あり
【介護士】介護士は常駐
【認知症】施設によって様々。
【医療】病院併設が多い。
以下は,介護ではなく認知症対応の医療です(後に父がお世話になることになります)
6.病院(精神科)
【料金】約2~8万円/月で安い(限度額あり)
【対象者】措置入院,医療保護入院対象者など(自傷行為,暴力行為など)
【入居】比較的入りやすい。
【部屋】大部屋中心。個室あり
【介護士】医療ですので介護は出来ません。
【認知症】対応可能。
【医療】簡単な内科の医療は受けれますが,精神科に特化した病院が多いと思います。
見て分かるとおり,老後にも貧富の差が出てきます。
お金持ちは,やっぱり有料老人ホームで優雅に生活するのが良いと思いますが,我家では残念ながら最初から対象外です
最初に見学に行きましたのは「サ高住」
普通の賃貸マンションで1階に食堂と受付があって良さそうだなと思いましたが,
基本的に自分で生活できるレベルで無いと受け入れが困難で,認知症対応は難しいということであっさり断念。
※3年ほど前の話なので,今は変わってきてるかもしれません
次は認知症専門のグループホーム
グループホームは1ユニット9人という単位で生活しており,みんなが過ごすリビングを取り囲むように部屋が並んでいます。
ここは認知症専門ということもあり,安心して入居できます。
注意として,住民票を置いてある施設にしか入れませんので,我家みたいに県外の方は住民票を移す必要があります。
見学したグループホームは,家の近くに出来たばかりの所で,当時数名の入居者が生活されていました。
料金は,入居の際の費用はいらず,毎月,色々含めて約18万円。
他のグループホームにも電話で聞いてみましたが,同じぐらいの料金で,やっぱり高いですね。
思うのですが,みんな年金と貯蓄で月にいったいいくらまで出すことが出来るのでしょうか。
ということで,今日はここまで